「大宮児童館では、放課後約児童43名の児童クラブや、幼児親子対象の行事もたくさん行っています。特に、月1回のいきいき体操では、小学生たちが、近所のお年寄りと一緒に、ひまわり体操やフォークダンスのような体操を元気に踊ります」と、楽しそうに語る館長の澁谷友木子さん。
「元気で明るい子どもたちと遊べるのが、とっても楽しい」、「いきいき体操にくると、子どもたちの笑顔で元気になる」など、お年寄りからの評判も良く、子どもたちにとっても、「自分のおじいちゃんやおばあちゃんは遠くにいるから、一緒に遊べるお年寄りが近くにいると嬉しい」という感想もあり、多世代交流の良いバランスが、地域の魅力をつくっているようです。
「ここが消防署?」と、叫んでしまいそうなほどの開放感に満ちあふれている豊明消防署。
色々な種類の消防車や救急車が、ズラリと並ぶ明るい車庫は、パティオと呼ばれ、団体でなければ、いつでも気軽に立ち寄って見学ができます。さらに、スロープになっているスカイウォークからは、消防車両を上から見下ろすことができ、さまざまな角度からの消防署を楽しむことができます。消防士の訓練風景から緊急出動まで、間近で見ることができ、消防士たちの姿にワクワクドキドキしてしまうことでしょう。
「平成30年4月1日から、消防広域化がスタート。広域でカバーすることにより、より速く緊急車両が現場に到着することができ、救助なども敏速にできるようになりました」と語る、消防士の古川巧さん。
「親子連れの見学者も多く、遠いところだと、大阪から来られた方もいらっしゃいましたね。イベントの時は、多くの子どもたちでにぎわいます。はしご車のバスケットに乗ったり、子ども用の消防服を着たりして、とても楽しそうですよ」と、にこやかな消防士の羽切将也さん。
今後は、現場で多くの経験を積み、いろいろな勉強をしながら、信頼される消防士をめざしていきたいそうです。市民に開放されながらも、いつでも出動できる態勢を整えている豊明消防署。臨場感あふれる消防士たちの仕事場を、ぜひ見学してみませんか。